資格は実務直結ではない、が

世の中の資格は、学校の教科書で勉強したのちのテストで合格ライン90点以上とりました、に似ているなと思います。

ほとんどの人が「この勉強って何の意味があるの?生活の役に立つの?」と考えたことがあるのではないでしょうか。もちろん、このテストで90点以上取れればあなたは中学2年生にあるべき知能を持っていますねと判断ができるように、ある資格を持っていることで周囲にあなたがこのレベルのことは知っているのね、と印象を与えられます。

ところが、知識はあっても実生活に転用できない。よくあるのは英語テストの問題が解けても英語を話せるとはならないこと。IT業界未経験者におすすめのLPIC資格も、取得した=これで即戦力!にはなりません。LPICは、広くLinuxの一般的な技術力を問う出題が中心です。Linuxに携わるなら最低限これくらいは知っておいてね、な内容です。

資格を取った!終わり!ではありません。むしろ、スタート地点に立った!のです。資格を取得することで、社会人の状態で勉強するとは、自分で学習するとはどういうことかを身をもって体験しやり遂げた成果も得られる。こちらの方が大切かもしれません。

資格は実務直結ではなくても、間接的に必ずつながっています。学習を続けていくと、ある日突然、そういうことか!とつながる瞬間がきます。この経験は何事にも代えがたい貴重なことと思います。